乾杯は儀式ですから、お酒が飲めないからといって「結構です」などと断わってはいけません。とりあえずグラスに注いでもらい、口をつけるまねだけでもするのがマナーです。食事が始まってからのアルコールは「結構です」と断わってもかまいません。乾杯のグラスは目の高さまであげ、「おめでとうございます」といってから飲みましょう。また、当然のことですが、祝辞やスピーチの後には拍手をします。一人くらいいいだろう、などと無精をしてはいけません。メインテーブルから見ると意外に目立ったりするものです。聞く間、食事の手をとめる必要はありませんが、終わったら箸をおき、拍手をします。また、祝辞、スピーチ、余興の最中にとなりの人と話をしたりするのは失礼です。なお、祝辞、スピーチは本来事前に話があるものですが、披露宴の進行上時間があまったりして、突然指名がくることもないとはいえません。そんなときは、嫌な顔をしたり、ためらったり、モジモジしたりせず、こころよくサッと立ちあがります。「突然のご指名でなにも用意していないのですが」「突然いわれて困っているのですが」などといわず、簡単でもよいですから、とにかく素直にお祝いの言葉を述べます。できれば突然の指名でも応じられるようになにか考えておくとよいでしょう。