エイジングに対する女性たちの心の対応策はさまざまであり、その方法によって生活パターンや下着への好みが大きく違うことが改めてわかる。外見派はあくまで外面の若さに固執する。決してあきらめない強さがある。下着でオシャレを楽しみ、ボディを補整する。アンチエイジングの効果もそこそこあるだろう。しかし、外見派の関心領域は意外と狭い。華やかな世界には顔を出すものの、内面派や両面派ほどには、文化、教養面に対する関心が見られない。これは、興味の方向性が自身の外見や美容に偏っていることの裏返しとも考えられる。老化の兆候を探し、それを消し去る努力に金銭的、精神的な資源を費やされてしまうのかもしれない。一方の内面派であるが、無理をせず、社会や文化を楽しみ、充実感のある生活を送っている。あっさりとエイジングを受け入れてしまっているので、加齢に対する不安も少ない。理想的なパターンのようにも思われるが、外見派から見ると、そのあきらめのよさは理解しにくい面があるかもしれない。調査では、この内面派には服装の選び方に一つの好みがあることもわかった。やはり、「楽」がキーワードである。「着ていて楽な服が好き」「着脱が楽な服が良い」「着心地の良さを優先」といった意見を持つ人が、他のグループに比べて多い。ウェストを絞らずにシルエットをゆるめにしたワンピースやチュニックといった、身体を縛らないファッションがその代表である。こうして女性的なプロポーションを覆い隠そうとする姿に、補整を利かせてそれなりにメリハリを求める外見派などは物足りなさを感じるに違いない。ならば、どちらか一方に偏ることなく、両方を重視するか。どれが望ましく、どれが不適切なのか、簡単に答えを出すことはできない。「若さ」をめぐる対処の仕方には、人それぞれの感性の違いが色濃く反映されているようである。
[参考サイト]
Rue de Ryuの補正下着
http://www.ruederyu.com/