オートマチックトランスミッションの効率は良い

2011.04.19

ヨーロッパではいまだマニュアル車が多く乗られているが、それはガソリン代を少しでも節約したいという彼らの生活感覚からだ。しかし、いまやオートマチックトランスミッションの効率はきわめてよくなってきており、CVTの燃費はMT車にかなり近づいてきた。いや、VWのDSGにいたっては、クラッチ断続のロスがないぶん、マニュアル車よりいいぐらいなのだ。じゃ、スポーツドライブはどうだ。かのフェラーリですら、いまはオートマチックだ。そもそもスポーツドライブの最高峰であるF1がシーケンシャルシフトというセミオートマになっている。従来のドルゴン式ATでも、ポルシェの「ティプトロニック」やBMWの「ステップトロニック」のように、ギアポジションを+−のゲートで選べるようになっている。スカイラインやレガシイなど国産車にも同様な機能がついているものは多い。これは電子制御なのだが、なかなか使いやすく、すばやいシフトが可能で、AT車でもMT車的に乗りこなせる。残念なのは、この種のトランスミッションは、エンジンの過回転を避けようとするため、強いシフトダウンを許さないことだ。4速あたりから一気に2速に落とそうとしても、コンピュータに拒否されてしまう。CVTとドルゴン式ATとではどちらがいいか。いまのところ私はスムーズさ、静かさからいってドルゴン式に軍配があがると思う。しかし、それが経済的な小型車というならCVTも悪くないとも思う。ドライバビリティのよさからいえば、VWのDSGはピカイチだが、こいつは当分VWの独壇場だろう。それではマニュアルは?まあ、趣味的な楽しみはあるだろう。お好きならどうぞといったところだ。
[参考サイト]
コヤマドライビングスクール秋津校