重要なことは、多剤を投与した場合にその値段に見合った効果があるかどうかです。これまでクスリの組み合わせによる臨床効果の研究はほとんど行われていないので、本当の効果がわからないのです。もちろん多剤併用は患者をよくしたいと思う医師の心理による処方ですが、患者をよくしたい善意の多剤併用が患者の役に立っているかどうかは不明なのです。この多剤投与については、最近ある程度の歯止めがなされています。つまり患者に八種類以上の薬剤を投与した場合、薬剤費全体の一割が減額される仕組みができたのです。
(参考サイト)
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心療内科/非常勤|内科医師のアルバイト・求人情報はリクルートドクターズキャリア【内科求人サーチ】
http://e-search.recruit-dc.co.jp/search/regular_flag=2/dept=31/
内科医師のアルバイト・求人情報|リクルートドクターズキャリア【内科求人サーチ】
http://e-search.recruit-dc.co.jp/top/hijokin/
この規制は、病院に八種類以上の薬剤を出してはいけないと禁止したものではなく、八種類以上の薬剤を処方すれば病院のソンになることから、クスリの投与がおのずと減少することを期待した仕組みなのです。医療問題を論じる場合、混乱を招いている原因は、医学の専門家はいても、医療問題を経済効率の面から論じる専門家が日本にいないことです。大学病院には医学の専門家は大勢いますが、医療についてはまったくのシロウト集団です。大学教授にクスリの作用を説明させれば、日が暮れるまで話し続けることでしょう、しかし、自分が処方しているクスリの値段がいくらなのか、患者が窓口で払う薬剤負担金がいくらなのか、これを知っている教授はいないはずです。つまり、医療の当事者の視点は、つねに目の前の患者ばかりで、個々の患者の集まりである日本の医療全体を意識している医師はいないのです。このように医師自身も医療費に関する問題意識を欠いているのです。